TA再決断療法とは
(TA交流分析の理論)
TAでは、一人の人の人生を「脚本」ととらえ、その人の陥りがちなクセ、他者との間でくり返し行われる不快な人間関係(ゲーム)、
くり返し感じる不快な感情(ラケット感情)、日常的に心を牛耳り、駆り立てるもの(ドライバー)、
心の中の禁止令、行き詰まり(イムパス)などを理論的に、視覚的に明快に説明しています。
(ゲシュタルト療法)
未完結な問題や悩みに対して、再体験を通しての「今ここ」での「気づき」を得る心理療法
を融合させた精神療法です。
【人格適応論とは】
メンタルケアサロン心の翼 千葉八街本店では6つの人格適応タイプを使って、人間を理解する方法を提供します。
6つの適応タイプとは
・熱狂的過剰反応の人
・責任感ある仕事中毒の人
・おどけた反抗期の人
・魅力的操作者の人
・才気ある懐疑者の人
・創造的夢想家の人
人は誰でも少なくとも2つ以上の適応タイプを持っており、そのときによって出方は変わります。
現在の問題の原因となっている幼少期に決断した非建設的な思考・感情・行動のパターンにアプローチし、その変容を目指す、いわゆるクライアントの基礎性格にアプローチする心理療法です。
うつ的な症状のカウンセリングとして有効とされています。
私たち人間というものは、幼少期に両親や周囲との大人との関係の中から自分の性格となる行動や考え方のパターンを取り入れていき人生脚本を作ります。
幼少期 自我状態に戻って、決断をやり直し人生脚本を書き換えて行く精神療法ということになります。
このように取り入れたものを
「決断」といいます。
この幼児期に作られた「決断」によって苦しんでいることに気づいて、この決断を、その時の出来事の場面や幼少期の親との場面で“変えていく”ことによって、いまの問題を解決していくことを『再決断』といいます。
(カウンセリング方法)
1:自分(クライアント)のどこを、どう変えたいかについて決める。
2:問題をめぐる慢性的な不快感情
(ラケット感情)を明らかにし、幼い頃に
それを選択したシーン子供の自我状態に戻る。
★(ラケット感情)とは
さまざまなストレスの下で経験する、自分にとってなじみ深い感情で、子供時代に学習し、周囲の大人たちから奨励された不快な感情
怒り、恐怖、劣等感、罪悪感、優越感、憂欝、イライラ、絶望感、虚無感、混乱、傷心、落胆、悲哀感、憐憫、孤独感、焦燥感、同情心、義務感、使命感、敗北感、後悔、恥辱、羨望、不安、心配、嫌悪感、当惑、攻撃性、潔白感、陶酔感、拒絶感、恨み、緊張感、猜疑心、自己卑下、等々
大事なことは、ラケット感情は成人の問題解決には不適切であるということです。
一方、「本物の感情」を表現することは、問題解決の手段として適切なものです。問題を完結する機能をもっています。
心療内科・精神科に行く前に心の翼メンタルケアカウンセリング
「本物の感情」
A:喜び 時間を超越し、今この状態が変化する必要のないことの合図
B:悲しみ(喪失への)−過去の問題への訣別
C:悲しみ(喪失への)−過去の問題への訣別
D:悲しみ(喪失への)−過去の問題への訣別
3:この幼児期に作られた 早期決断に伴う思い込み
(禁止令)に気づく。
★(禁止令)とは
子どもの気質+環境(親からの刺激)+子ども自身の決断=禁止令
12個の禁止令があるといわれている。
例1重要であるな
子供が親の会話に口を挟むことを許されず「子供は黙っていなさい」と
いわれ続けたり、無視されたり、馬鹿にされたり、大切に扱われないと、
その子供はこのメッセージを「重要であるな」と解釈する可能性がある。
例2成功するな
ゲームなどで息子が親をまかすと親が、息子が勝った途端ゲームをするのを止めて
しまうと、「俺に勝つな、さもなければ嫌いになるぞ」と解釈され、
「成功するな」というメッセージに変えられる。
例3考えるな
「お金、勉強、仕事、遊びなどお前が考えるように考えるな、私が考えるように考えろ」
なんでも親がしてしまい、考えることをやめてしまう。「自分はまだ子供で、周りが全て考えてくれる」と思い込む
子供が自身について早期決断を下すと、童話やその他の物語りをモデルに使って、
この決断に基づいた自分の人生の計画を立て始める。
そして、お気に入りの物語を基礎に、それをさらに拡大したり、それに付け加えて、
色々な決断をしていくと考える。
TA・再決断療法では、人間は自分自身で人生脚本を書いたのであり、したがって
書き直すことが可能であると考える。
そして、過去の子供の計画に縛られているよりも自律的に生きることを
自身に許可するようにクライエントに働きかける。
また、カウンセリングでは直接【禁止令−決断−ラケット】の複合体に取り組むほうがもっとも有益であるとしている。
メンタルケアサロン心の翼 千葉八街本店では、皆様に安心して来店いただくために、完全予約(制待ち時間無し)・1対1(個別カウンセリング)でメンタルケアカウンセリング行っております。
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