新型コロナウイルスは終息をむかえましたが、それによりアフターコロナ鬱(うつ)や不安障害の症状を訴える人が急増しています。
感染への過度な不安や外出自粛などにより、人とのつながりが遮断されたことが大きなストレスを与えているものとみられています
「コロナうつ」とは医学的に定義されたものではなく、
新型コロナウイルスによる自粛生活や感染への不安があることから、コロナウイルスに関連したストレスによって心身に不調が現れる状態のことを指しています。
新型コロナウイルス感染症との因果関係は不明ですが、2020年7月以降、自殺者が急増しているという気がかりな報告もあります。
「新型コロナウイルスによる肺炎で有名人が亡くなった」
「全世界で死者がドンドン増えている」
「自粛期間が長引き経済・会社・私達の生活は大丈夫か?」
「新型コロナワクチンは副作用は本当に無いのか?」
「ワクチンはいつ私達に接種してもらえるのか?」
こうしたニュースを聞けば、だれもが不安を抱くことでしょう。
また、環境調整が困難な場合や、ストレス反応が生活に大きな支障を及ぼしている場合には
ストレッサー対処方法を整理したり、ストレス反応を緩和させることを目的とした認知行動療法やカウンセリング、リラクゼーショントレーニングもポピュラーな対策の一つです。
それでは我々は“アフターコロナうつ”にどう対処し、どう乗り越えていくべきなのでしょうか。
コロナうつを適応障害に準じて考えれば治療法、解消法は
1:ストレスの対処
2:ストレス反応への対処療法
ストレスへの対処方法を専門的に
コーピング(coping) と呼びますが、コーピングのアプローチにはいくつかの種類があります。
問題解決型アプローチ
ストレスとなっている課題、問題そのものへ働きかけるアプローチは
自分で色々工夫したり、周りに力を借りたり行動をコーピングとして考えます。職場がストレッサーである場合に、
休職、異動などで物理的な距離を取りに行くことも問題解決型アプローチに該当します。
情動焦点型アプローチ
ストレッサーによって生じた感情を対象としたアプローチは
自分の感情を誰かに話すことで発散する方法、自分の感情を抑えこみにかかる方法の2種類があり、
自分の感情を抑えこむより 周りに話して発散する方が精神的健康につながりやすいと言われています。
気晴らし型アプローチ
これは文字通り、趣味、外出する、運動する、ヨガ、料理をする、ペットと過ごすなど気分転換、
ストレス解消につながる様々な活動でストレスへ対処するというアプローチです。
まとめとしてコロナうつとは
新型コロナウイルス、それに伴う変化などをストレッサーと見立てたうえで、
コロナうつはストレッサーに対するストレス反応=適応障害と考えると理解しやすいかもしれません。
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