学校や職場で、失敗を繰り返すなどの困りごとに直面していませんか？それは神経発達症（発達障害）の特性によるものかもしれません。「もしかして」と思ったら、薬を使わないメンタルケアカウンセリング専門店 メンタルケアサロン心の翼 千葉八街本店にお任せ下さい。

「大人の発達障害」は幼少期から続いていた注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状が大人になってからも継続し、大人になってから診断されることを言います。

神経発達症（発達障害）は、先天的な脳の機能発達の偏りによって、コミュニケーションや対人関係など、日常生活に困難が生じる状態です。
生まれ持った脳の特性によるものなので、親の育て方の問題で発症するわけではありません。

実際には幼少期からADHDの特性はあるが、診断までたどりついていない人が多いかと思います。

診断までにたどりつけない理由は様々ありますが、その多くが認識の欠如、発達障害への差別や偏見や固定概念があることや、
問題があっても幼少期にやり過ごす方法などを無意識に取得しているケースが見られます。

診断名としての神経発達症（発達障害）は以下のように大きく3種類に分類されます。

１：自閉スペクトラム症（ASD）
２：注意欠如・多動症（ADHD）
３：学習障害（LD）　限局性学習障害（SLD）
誰でも大なり小なり特性を持っているものであり、それによる困難がある程度積み重なると「神経発達症（発達障害）」と診断されます。

大人の発達障害は主に、１：自閉スペクトラム症（ASD）２：注意欠如・多動症（ADHD）となります。

１：自閉スペクトラム症（ASD）症状
社会性の困難
興味関心の偏り
感覚刺激の敏感又は鈍感
コミュニケーション　対人関係の困難とともに、強いこだわり
限られた興味を持つという特徴がある発達障害です。

ASDの人のコミュニケーションの特徴としては、「相手の立場に立って考えることが苦手」ということがあります。

相手との距離感がつかめず、不用意な発言をすることで、困難を招くことがあります。

さらに、ASDでは、「言葉を文字通り解釈する」「想像力が乏しい」という特徴がみられます。

言葉のニュアンスや表情から状況を察することが難しく、社交辞令や冗談が通じないことがあります。

また、「適当に」や「もう少し」、「多めに」など、日常や仕事上でよく使われる、幅のある表現を受けての判断や対応が難しい場合があります。

ASDの人は、その特性から、周りに「配慮がない」「空気が読めない」と思われてしまうことがあります。
結果として、職場などで孤立してしまうことが多く、それが原因で二次的な症状を伴うこともあります。
伴いやすい症状として、人間関係で孤立する状況などから、「引きこもり」や「うつ病」につながることがあります。
また、ASDの人は不安や恐怖に敏感なため、強いストレスを受けやすく、「パニック障害」や「対人恐怖症」などを伴うことがあります。

２：注意欠如・多動症（ADHD）症状
集中出来ない
じっとしていられない
考えるより先に行動してしまう
多動性・衝動性による特徴として、「目的のない動きをする」「感情が不安定になりやすい」「過度なおしゃべりや不用意な発言」などがあります。

多動のある方は、行動として現れるため、子どものときに気づかれる可能性が高いと考えられます。

大人になると目に見える多動症状はおさまってくることが多いのですが、手足や内面の落ち着きのなさが残ることがあります。

不注意による特徴として、「注意を持続するのが難しい」「ケアレスミスが多い」「片づけが苦手・忘れ物が多い」などがあります。

大人になると許容されないことの範囲が広くなり、本人が負う責任も大きくなります。

不注意による症状は、特に社会に出てから仕事などに支障を来し、問題につながることが増えます。

（ASDサポート）
指示を急に変更しない。 あいまいな事をそのままにせず、理解するまで話し合う。
対人的なルールを決めておく。
失礼な言葉などは本人が納得するように注意する。
専属のサポーター（カウンセラー）と一緒に心のケアをする。

（ADHDサポート）
指示は文章で伝える。
一度に多くのことを考えない。
締め切りや約束は前もって指示を出す。
スケジュール表を作る。
過度に集中しないようにする。
専属のサポーター（カウンセラー）と一緒に心のケアをする。

（まとめ）
この神経障害は　お薬で症状を和らげる事はできますが、完治する特効薬はありません。

ADSやADHDは病気ではなく【その人個性、生まれ持った性格】だと考えてカウンセリングサポートをする必要があります。

上記を基本的な考えとし心の翼では認知行動法を推奨しています。